3万円といえば、100ガンプラですよっ!
時折タイムラインに現れる 島本和彦 炎の言霊bot。定期的に島本作品の名言をつぶやくが、ご存じの通りやたら熱くて「大声で独り言」状態。
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龍馬伝「松蔭はどこだ」
生瀬勝頼による吉田松蔭の異様なアツさにあてられた。龍馬の鈍感莫迦、岩崎弥太郎の純情。
史実として吉田松蔭が黒船への乗船を企てたのは下田だそうで、まあ龍馬が会ってる可能性は高くないのでしょうが、そこはそれ、こんな熱い芝居の前にはどうだっていい話でありますよ。フィクションとしては充分すぎる、龍馬の行動についての動機付け。
ただ、龍馬伝、ちょっとシーンごとの繋がり、前後関係、時制が判りにくいところがある。具体的にいちいち上げてもクドイから書かないけど一例として今回の話で、背景としては二度目の黒船来航まで半年以上過ぎているはずなのに、いちど道場を破門されてから復帰するまでの龍馬の描かれ方が、ほんの数日あるいは数週間ていどにしか見えないと言うこと。理性でなく印象で見てると時間の進み方がよくわからない。それが一寸不満。
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シンケンジャーも非の打ちどころのない最終回。最終回にして初めて、六人全員が生身で名乗りを上げるシーン。皆の動きのキレがすげえ。一人ひとりが役に没入してて、燃える役者魂が画面から滲み出てくるよう。
スーツ姿じゃなく生身の役者がやってるシーンが、クライマックスシーンはじめ盛りだくさん。その全てがスーツアクターをしのぐ迫力で、いやあみんな本当にいい役者になってるなあ!
最後の対決では全てのモヂカラまで全てを一点突破に集中、守りを捨ててるから攻撃を受ける毎にサムライハオーから折神が剥がれて小さくなって(このまま獅子折神まで小さくなったらラガンインパクトを期待するとこだけど獅子折紙では剣が振るえないからシンケンオー止まり)一振りのダイシンケンにすべてのモヂカラを賭けてドウコクに挑みかかるなど、脚本と演出の見事さに感服。細かいところ、隅々の演出まで完璧な出来。
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日曜日の朝。テレ朝おこさまタイムが終わって Twitter 覗いたら TL がプリキュアで埋まっていた(笑)。
どれみっぽいというのは最初から解っていたこと、それ以外に第一印象から思っていた既視感が何なのか判らないまま本編を見て、30秒で疑問氷解。そーかこの絵はキャシャーン Sins だったんだ。ネットの評判でもおじゃ魔女キャシャーンの同意見多数。
物語はええ具合に力が抜けてて、第一話っぽいムリヤリな世界説明はほどほどに、とりあえず主人公の周囲2メートルに範囲を絞って、徹底的に感情移入を図る。王道的展開のわりにイタイ芝居が見当たらないし、こりゃ思ったよりイケルかもしれん。
んで第二話の予告で『史上再弱のプリキュア』みたいなメタな台詞が出てくるんだけど、このへんのぶっちゃけ感も『わかってるオトナ向け』なワルノリな訳で、もう製作側は完全に確信犯なんじゃないのかw
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本日、 @gibundo さんにお薦めするエピソードは第参話「鳴らない、木魚」です。 [エヴァったー] http://joak.tv/evatter.php
鳴らなければただの木塊だ。仏像でも彫るか