地球大紀行を思いだしつつ

[web]ネットの力

しばらくまえから Twitter やってて、でもここしばらく現実世界のよしなしごとに気をとられて何もしないでいたのを、これではいかんと思い直して(いかんことなど本当はなにもないのですけれども)、今日(正確には18日のことなので昨日なのだけれども)いちにちは積極的に日中からつぶやきをしていたのだけれども。
さっきフォロー貰ったひとを見て驚きました。
吉川洋一郎さん(公式)。
あの、椎葉が大学生だった頃にビデオに録って何度も見返した NHK特集の「地球大紀行」のサントラをされてた方。

なんだかいろいろ信じられない。当時TVでみていただけのしがない大学生だった私が、いまこうして当の作曲者とコミュニケーションしてるというのが。もう笑いがこみ上げてきて仕方がない。

これがTwitter。こうしてヒトはTwitterにハマってゆくのだというのをまざまざと感じた瞬間しでたよ。

でも、なんで椎葉なんかフォローしてもらえたのか謎なんですけど!

マシンが人間を凌駕する日

次の Photoshop CS5 がどんだけシャレにならんかというビデオ。ちょっと前の話なんだけど初めてみた。


これはヤバイ。こないだ「超!美味しく変換」で自動の色補正を目の当たりにして、職人技だったノウハウをここまで再現するのかと思ったが、これもアゴが外れるかと思った。コンピュータのロジックで、本当に職人レベルの技をシミュレートしてしまうのだ。失業者が出るレベルと言われるのもちっとも誇張でない。

英語で喋ってるのが巧くヒアリングできないので日本語で解説してるサイトも探してみた。
Adobe Photoshop CS5に実装されるPatchMatchの実力(→A Successful Failure 09.10.06)

ただ今の自分のシゴトで、ここまで激しい合成とかって日常的には発生しないんだ。『なにかあったときに CS5 があれば強力だろうけどそうでなくても人力でナントカできる』のが判ってるから、とくに必要ない、っていう強がりだったろやせ我慢だったり。

何だこれ。

その他 マンガで分かる心療内科・精神科・カウンセリング 第十六回「心のEDを改善する方法」 ゆうメンタルクリニック
1次元萌え、ってのが深いな。哲学を感じる。鍛え抜き研ぎ澄まされた萌えセンスをもってすれば只そこに存在するだけの広がりを持たぬ線分一本にすら興奮を禁じ得ないのである。嘘。

クロちゃ、もう1年経ってるよ

Book
棺担ぎのクロ。3巻の発売日がきまったらしいと、予約してる人には amazon さんからメールが行ったそうな。2010年6月だって。連載がまだ1冊ぶんに足りないという話だったけど、メドたったのかな?
とか言ってたらデッドリンクになった。なんだったんだ。(→ Amazon・リンク先ありません)

日曜朝のテレビタイム

TV program
新番組のゴセイジャー、はやおきのしすぎでアタマがまわってなかったか、あんまり印象にのこらなかった。カード系トイにあんま興味ないので余計フックがないのかも。脚本は横手美智子だそうで、嫌いじゃないけど「ゲキレンジャー」の前科があるからどう見ればいいのか。
プリキュアは展開が早くてたのしー。ワンシーンだけ出てきた絶望先生っぽいメガネは誰だw とか、おばあちゃんの過去とか。さりげに伏線満載だ。
W。脚本が粗い。ザボーガーだと思っていたらケッテンクラートになった。以上。

読んだ本

Book
狼と香辛料 XIV
番外を3冊挟んで14冊目。ロレンスの一人称で進む本編はあいかわらず『予定されている別離に向かうための儀式の積みかさね』みたいな展開。レギュラーの登場人物がさりげに増えてきてるせいもあってホロとロレンスの『腹のさぐり合い』『顔色の読み合い』的コミュニケーションは少ない。というか六巻あたりからそんな展開だっけ。今回はアニメ版ではすっとばされたゲストキャラが再登場、よもや旅の道連れがまだ増えるのかと思わせておきつつ、なんとそういう決着にしましたか。あとがきにも書いてあるとおり、今年のうちにはこの物語も『節目』を迎えそうな、そんな幕引き。
それはさておき今回も商取引に関する概念が概念が直観的にわからない。貨幣価値の上下とか、商会どうしの為替取引とか。図でも描いてリクツで考えれば理解は出来るけど「アタリマエのこと」として感じることができないというか。時間移動とか平行宇宙とか逆転世界とか禅銃とかはフツーにわかるのになあ(SF脳)。自分にとって商取引のほうがセンスオブワンダー。こんなことだから実社会で苦労するってそれはまあさておき

おいでませり2
いっぽうでこれをSFとしたとき、ジツはハードル高いような気がする。不思議なことが不思議に起こるだけのファンタジーと、かなり高次で区別される(=一見すると区別がつかない)のではないかなあ。最高峰たる一握りの作品群から拡がるSFの裾野はやたら広くて、この作品はそのかなり辺縁付近に位置するのはまちがいないのですけど。表面的に『ゆるいSF』と思っているとセリさんの行動が理解できない。いや、ちょっと難しく考えすぎてる? 作者さんはもっとゆるく捉えて描いてるとは思うんだけど。

朝の風景

その他
ムスメが日帰りスキーツアーだとかで、スイミングスクールの企画で子供たちだけのツアーを組んでるんだけど、朝5時集合とかに合わせてカミさんが連れて行ったところが、スクールに着いたところでムスメが上着を忘れていたことが発覚、いくらなんでもスキーに行くのに上着忘れてどうする、寝直すつもりだったのにしかたなくクルマを出して上着を届けた朝5時半。
帰り道、クルマ通りの途絶えた日曜日のロードサイド、誘蛾灯に引かれるように朝マックに吸い込まれ、はじめてマックグリドルなどに手を出して、こんなベタ甘なんだとは知らなかった、マフィンのほうにしときゃよかったと朝っぱらから後悔している小市民。