QuickTime 龍馬伝「松蔭はどこだ」
生瀬勝頼による吉田松蔭の異様なアツさにあてられた。龍馬の鈍感莫迦岩崎弥太郎の純情。

史実として吉田松蔭が黒船への乗船を企てたのは下田だそうで、まあ龍馬が会ってる可能性は高くないのでしょうが、そこはそれ、こんな熱い芝居の前にはどうだっていい話でありますよ。フィクションとしては充分すぎる、龍馬の行動についての動機付け。

ただ、龍馬伝、ちょっとシーンごとの繋がり、前後関係、時制が判りにくいところがある。具体的にいちいち上げてもクドイから書かないけど一例として今回の話で、背景としては二度目の黒船来航まで半年以上過ぎているはずなのに、いちど道場を破門されてから復帰するまでの龍馬の描かれ方が、ほんの数日あるいは数週間ていどにしか見えないと言うこと。理性でなく印象で見てると時間の進み方がよくわからない。それが一寸不満。