劇場版

SEGWAYのようなヴィークル

MACROSS こっちでは約2ヶ月遅れで公開の『虚空歌姫 イツワリノウタヒメ』。(→ 公式
TV 版と随分とキャラの役付けが変わってて、基本スキルはそのまま、初期設定とハンドアウトを変えて、すこしずつ各キャラクタの行動目的をすり替えてきた。
前後編二部作という事前情報を疑うほどキレイに起承転結をつけてクライマックスフェイズにもちこんで、メインのストーリープロットはきっちり完結してあるあたりも RPG セッションみたい。
それでも、ギャラクシー側の人間をはじめとして行動原理が謎すぎる登場人物ばっかりだし、解決・収集すべき伏線はやまのよーです。これは完結編も見ねば。ねば。

MACROSS以下戯れ言。

  • シェリルのライヴ、初っ端から気合はいりまくりのフルCG(笑)。あまりにも細かい CG 映像でステージを飾りまくったせいで、そのあと生身の EX ギアで飛ぶ演出が霞む霞むw
  • セグウェイのようなパーソナルヴィークルがイイ小道具になってる。むしろ TV 版で存在しなかったのが不思議なくらい当たり前の演出。
  • アルトは何故さいしょからトルネードパック装備のメサイアだったのだろ。劇中では初出撃のハズ。
  • トルネードパック、翼端のブースターも背中の砲塔もぐるんぐるん回転してる。下向きに噴かしたり後ろ向きに撃ったり、かなり目まぐるしく方向を変えてるみたい。あのアクションシーンの中では早すぎてほとんど見えないけど。
  • TV版の映像、時間的には二割も使ってないんじゃないか(パンフで河森監督語るところによると三割だそうだけど)。それも映像をそのままじゃなくて、撮影からミックスまでほぼ全てリテイクしてるよう。