筆の見方

筆塗りに使う面相筆を探し中。
いままで筆などそんなにマジメに見比べたことがなくて、何年も前に適当に買った細筆をずっと使ってたのだけれども、伝統工芸の職人が愛用するという「白鳳堂」の面相筆の話を聞いて、がぜん興味のレベルがはね上がった。


いまや化粧筆のニーズで世界規模、トップレベルのメイク師たちが絶賛する品質とシェアを誇る白鳳堂。世界水準の化粧筆を月産数十万本単位で量産しながら、一方では職人が年に3本くらいしか使わないような高級面相筆をも制作してるそう。
筆のいちばん先、もっとも背の高い毛を『命毛』というんだそうで、職人が言うには「何ヶ月か使い込まないと揃ってこない命毛の先端」がさいしょから揃ってるという格別の品を、一本1500円なんていうこれまた破格の値段で卸してるんだとか。
筆の見方がちょっと変わったところで、いま手持ちで使ってる細筆、見るまでもなく穂先ガタガタ(笑)これはいかん、弘法は筆を選ばずトカ言わず、素人らしく筆くらいイイものを選んでおかねば。
…でもあまり高いの買っても宝の持ち腐れw